耳と心の119

マンション騒音のデジタルシェルター

『人が作りし魔音』

『騒音は人の邪心の顕れ』



こんにちは、黒玉葱です。

 

一年で最も忌まわしい季節が

近づいてきました。

 

夏です...

 

なぜか...

 

窓を閉めクーラーを入れると、

誰かの部屋の音が煩わしく

聞こえるからです。

 

逆に、窓を開けた時は、外の

喧騒音が騒音を紛わせてくれ

耳の刺激を抑えてくれます。

 

私の場合はこうですが、

逆に、閉めた方が落ち着くという

人もいるかもしれません。

 

ただ、どちらにも言えることは、

 

『五感の自由を奪われる』

 

ことです。

 

少し病的に聞こえるかもしれ

ませんが、騒音マンションに住めば

3日で理解できると思います。

 

私は以前、大阪の25号線の前の

マンションに住んでいました。

 

ここは、大阪市内でも道幅が狭い割には

交通量が多く、夜間にもなれば、

暴走族が80dBもの音を垂れ流します。

 

しかしながら、当時、私は窓を開け、

夜も寝ることができていました。

 

今でも驚きます..

 

理由は、『私』に対し、何らかの意図を

持たせた音ではなかったからだと

思います。

 

簡単に言うと、そこに『悪意』を

感じられなかったからだと思います。

 

しかし、ここは息の詰まるような

『悪意』が感じられます。

 

昨日も飽きることなく壁を叩く音が

午前0時を過ぎたマンション内に

響いておりました...

 

「人が寝ている時間に、何のために...」

 

被害者意識を感じた私も例外なく、

怒りを感じてしまっています。

 

本当は、『音』に罪はなく、

人に『罪』があるのではと思います。

 

そのような邪心が物理的行動の果て、

『騒音』という魔物に変容しているの

だと思いました。

 

このような『邪心』に対する有効な

対処策は人間関係同様、回避する

ことです。

 

この回避は、逃げる、ではないです。

 

『厄介を避ける』という意味です。

 

あくまで『回避』です。

 

私たちの貴重な時間を騒音主ごときに

使うのはもったいないです。

 

私も例外なく、騒音主に惑わされて

しまう一人ですが、少しずつ、

その執着を手放せるよう、

悍ましいこの『邪気』を増幅させないよう、

回避のために行動を起こしたいと思いました。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。